サービス業テニススクール
社をあげて環境整備に取り組んだ結果、約1年半という短期間で 著しい成長を遂げた体育会系企業

代表取締役社長 大西 雅之様
各事業所が点数を「競う」という仕組みが体育会系スタッフの負けず嫌い魂に火をつけたようで刺激し合いながら環境整備に取り組める要因となりました。その結果各事業所内のチームワークが飛躍的に向上し、今はアルバイトスタッフも参加しています。

 

 


本部には、全事業所の環境整備点検の結果とスタッフの顔写真が掲示され、毎月の結果が一目瞭然になっている

業務の見える化。本部スタッフの業務状況を全員が共有できるようになっている

実行宣言を掲示。こうすることで他者からもチェックされる

 

情報の環境整備と仕組み化が未来の鍵

ノアインドアステージが特徴的なのは、体育会系企業という点だ。各事業所が点数を「競う」という仕組みが、体育会系スタッフの負けず嫌い魂に火をつけたようで、互いに良い方向へ刺激し合いながら環境整備に取り組める要因となっている。「環境整備は会社として最低限やらなければいけないものだと思いますね。今、不況のこの時代に環境整備をしていなかったら、ムダな物や要らない物が多くて余計にひどくなっていたんじゃないかと思うんですよ。環境整備をやっているから企業として頑張れると、他社さんとも話しているんです。
環境整備は仕組みなんですが、そこからまた次の仕組みを作り出せるようになっているところが効率的で楽ですね。きれいにしろと言ってもできない箇所が、点検項目に入れるだけできれいになるんですから。僕も毎月全事業所を点検で回ると項目に入れたら、それで仕組みになってしまう。点検に行けば各事業所の状態も把握できるという仕組みですよね。
今後はもっと情報の環境整備を進めていかないといけないと考えています。お客様の声など、本部へ集まって来た情報を、現場や経営へどのようにフィードバックさせるのか、どうやって改善へつなげるのか、その仕分けの方法やPDCAの回し方が課題なんですよ。」


エリア別に環境整備の手順とポイントのマニュアルにして見える化。簡潔な文字情報と写真を付けることで、誰が見ても方法が解けるように工夫されている

 

現場の声

「迷ったら捨てる」を徹底

環境整備を始めると同時に開業した事業所なので素直に取り組むことができました。小規模スペースで展開する事業所なので収納スペースも少ないし、環境整備を徹底するしかありませんでした。迷ったら捨てる。という考え方でムダなものは徹底的に無くしました。好きなテニスに時間を使える仕事ができることに感謝しています。今後もこの環境を保っていかれるよう努力したいです。今後は環境整備を通して地元の方、お客様に貢献できるようにしたいです。

気づいてもやらなければ気づいていないのと同じ

シフト制ですがローテーション表とテリトリー表で全員が毎日環境整備を実施できるように工夫しています。手順やポイントをエリアごとに見える化して初めての人も同じように環境整備が初められるようになっています。
環境整備をやっていると次々と気づくことが出てくるのですが、それをやらなければ気づいていないのと同じなんだということにも気づくことができました。お客様に対してもたくさんの気づきや気配りができるようになってきたと実感しています。