ート社員として働く大きなメリットは、ライフスタイルに合わせて働けることです。そのため、家事や育児、介護などの重責を担う人にとって、短時間勤務は大変ありがたい存在です。実際、求人情報に掲載されている勤務時間が決め手となり、応募してくる人も少なくありません。企業は、そのような人の期待に応えることが大切です。その結果、パート社員の定着にもつながってきます。

 

ライフスタイルに合わせて働ける職場

時間きっちり終わりにくい、十分な休憩時間が取れないなど、求人情報と異なるケースもでてきます。
このような事情は、働きだしてから気づくことも少なくないのです。パート社員のなかには長時間勤務を希望する人もいるでしょう。
しかし、短時間だけ働きたい人にとって、少しの残業でも大きなダメージになってしまいます。
その結果、家庭との両立ができなくなり、退社せざるを得なくなるのです。せっかく仕事のノウハウを教えたのに辞められてしまうのは、企業にとっても大きな損失になります。そうならないためにも、勤務時間を徹底することが大切です。

能力を正当に評価してもらえる職場

仕事をする目的は収入を得ることだけではありません。仕事を通じて企業に貢献することや、社会と接点を持つことに生きがいを感じる人も少なくないでしょう。
パート社員の仕事内容は職場によっても異なります。また、勤務時間も職場によって変わってきますよね。
しかし、たとえ1日でも1時間でも仕事をする以上、それ相当の責任がともないます。パート社員のなかには、勤務年数が長い人もいるでしょう。しかし、新卒の正規社員よりも待遇が悪いままだと心穏やかではいられません。

それは、給与面だけでなく、職場における立ち位置にもでてきます。自分の働きぶりを認めてもらえない、能力を正当に評価してもらえない職場では、仕事へのモチベーションやパフォーマンスを保つことが難しくなります。
また、パート社員のなかには正規社員を目指す人も少なくないでしょう。しかし、そのようなチャンスが期待できない職場だとわかると、仕事への情熱が失せてしまうかもしれません。
不満が募った結果、経営者側との間に大きな溝ができることにもつながります。従業員の脳裏には「退職」という言葉がよぎり、実行に移す結果にもなるのです。

人間関係がよくて働きやすい職場

同じ働くのなら、少しでも多くの収入を得られたほうがうれしいですよね。
しかし、パート社員は正社員よりも給料が少ないことが一般的です。正社員は固定給ですが、パート社員は時間給のため祝日の多い月は減収にもつながります。
そのような待遇の違いに不公平さを感じる原因にもなります。ほかにも、仕事で必要な情報を共有させてもらえない、正社員が上から目線で接してくるなど、パート社員が不満に感じることを知ることが大切です。
なかでも、人間関係の良し悪しを見逃すことができません。

勤務中に外部の人と接しなくて済む職場もあるでしょう。工場の製造ラインは代表的な部署です。
また、パート社員の募集が多い部署ともいえます。
人付き合いが得意でない人にとっては、そのような部署は理想的かもしれませんね。しかし、どのような部署に配属されても、そこでの人間関係を無視することはできません。
もし、職場内で不必要な緊張感が走ると、息苦しさを感じてしまいます。その結果、退職する人もでてくるでしょう。
そのような事態をなくしてパート社員の定着を目指すためには、人間関係がよくて働きやすい職場にする必要があります。

もちろん、そのような取り組みは職場全体で行うことが大切です。人の悪口を言わない、陰湿ないじめを見逃さないといった環境づくりも欠かすことができません。
さらに、急な欠勤の申し出にも気持ちよく対応できる器の大きさも大事ではないでしょうか。融通が付きやすい職場環境は、小さい子どもがいる人にとって大変ありがたい存在です。
パート社員のなかには現役の学生もいます。なかには、夜間部や通信教育部に学ぶ学生もいるでしょう。それらの人が卒業後に定着できる職場づくりを目指しましょう。