功している中小企業とそうでない企業の間にある大きな違いは、経営者の手腕です。経営者が成功を手にするだけの能力があるのかどうかには、企業の進退のすべてがかかっています。

それでは、経営者が成功するための条件とは一体どういったものなのでしょうか。成功する経営者の持つ特徴をご紹介します。

 

会社経営に成功する経営者の6つの特徴

1.変化に強い
小さなものから大きなものまで、私たちの周りでは毎日変化が起きています。それは会社を取り巻く経営環境も然り。常に変化していく情勢をいかに察知し、その状況にどれほど迅速に対応できるかが、会社経営を成功へと導く鍵になります。

成功できない経営者は一様に変化に疎く、誰もがわかるような大事になってからようやく変化に気づき、対処しようとしますが、そのときには既に事は終結しているというようなことが多々あるのです。

事業が軌道に乗っている間は、わざわざ経営スタイルを変化させる必要はないと思われるかもしれませんが、それでは企業は成長しません。どのような小さな変化であっても、常に恐れずに受け入れることが重要です。

成功するために変化をいとわず、先を見据えて変化に対応していくことで、経営者と企業が共に成長することができるのです。

2.向上心が強く夢を持っている
人間が持つ「欲」には様々なものが存在しますが、会社を成功へ持っていくために経営者に必要な欲とは「向上欲」です。

仏教の言葉の中に「自利利他」という言葉があります。「自利」とは自らの悟りのために修行し努力することを言い、「利他」とは他の人の救済のために尽くすことを言います。自利利他の思想を是とした向上欲を持った経営者は、経営能力を大幅に高め、会社経営を成功へと導くでしょう。

そして向上欲の強い経営者は、現状に満足することをしません。常に新たな目標を掲げ、努力を惜しまず成功へとひた走っていきます。

3.判断力がある
中小企業の経営者は、常にあらゆることの判断を迫られています。物事を判断するための思考力が低ければ、重大なミスにつながりかねません。

一方で思考力が高い経営者は、思いもよらないトラブルが起こった時の対応も間違うことなく、判断ミスをしてしまうリスクを抑えることができるでしょう。

中小企業にとって大きな判断ミスは命取りになりかねません。思考力を高めることによって、できるだけ判断ミスを避けることが、成功する経営者になるためには必要です。

4.数字に強い
会社経営を成功させるために、経営者には判断力や行動力、計画力など、たくさんの能力が必要になります。その中の一つに数字力があります。この数字力は、会社経営をしていく上で非常に重要です。

最終的に会社の実績を表すのは、会社の数字ですね。そうして数字を見てみると、経営がうまくいっているのかそうでないのかは一目瞭然になります。

数字を無視した会社経営はどこかで必ず破綻をきたしますし、次々と処理していかなければいけない経営課題を乗り越えることも難しいでしょう。

数字力は誰でも高めることができます。また、たとえ自分は数字が苦手であっても、数字の重要性を理解し、数字に強い人物を抱えることで、会社経営を成功へと導くことができます。

5.社員を大事にする
会社経営は、完全に一人で行うことは不可能です。自社があり、他社があり、顧客がいる。自社には必ず社員がいます。そして、成功している経営者のいる会社では、社員の入れ替わりは非常に少ないのです。

これはひとえに、経営者が社員を大切にしているからにほかなりません。社員を大切にするということは、良い会社を作っていくためには大変重要になります。

例えば社員の残業の有無や、コミニュケーションがどれだけ取れているか、経営者に不満はないかなどに経営者が目をやり、どれだけ社員の働く環境に気を配ることができているかで、会社の雰囲気は大きく変わっていきます。

社員に不満が少なければ少ないほど、会社への貢献度は上がり、業績アップも見込めます。

6.謙虚で礼儀正しい
「経営者は謙虚であるべきだ」と、成功した経営者の多くが口にします。謙虚であることは、経営者が成功を収めるために非常に重要なのです。

高慢でプライドが高く、自身の失敗を受け入れられない。経営者がこんな状態では、社員にも疎まれ、新しい人脈を作ることは非常に難しいでしょう。

常に感謝する気持ちを忘れず、自分に不足しているものを受け入れ、よりよい自分になるための努力を惜しまない。このような謙虚さを持つことで、自然と成功はやってきます。

誰しも初めから謙虚であるわけではないと思います。若いときに尖っていたとしても、年を重ねるごとにたくさんの経験をし、人は徐々に丸くなっていくものです。

いつどんな時にも謙虚な気持ちを忘れることなく、他者を思いやり真心をもって接することで、たくさんの人とのつながりができ、良好な関係を保つことができるでしょう。

まとめ

経営者にはたくさんのことが求められます。その全てを持つことは非常に難しいですが、成功している経営者の多くが持っている特徴を知り、それを実践することで、少しずつ自身を成功者へと変えていくことはできます。

柔軟に自分自身を変えていくことは、時代の流れに乗り遅れずに会社を変化させ、発展させていくのに必要です。心の間口を大きく開き、どのようなことでも受け入れて自身を成長させ、成功する経営者になりましょう。