サービス業不動産売買 仲介
倒産の危機、東日本大震災。数々の困難を乗り越え、過去最高益を更新。

代表取締役社長 高尾 昇様
環境整備の定着は『まず解らずにやる。考えるな」『ゼロから1にすることは大変『ゼロから1にするのは真似、1から2にするのが改善だ』とある社長さんにいろいろ教わりながら推進してきました。

 

 


メンバー全員の1日の動きが解るスケジュールボード。お客様との初回面談やクロージングまで、色分けしたマグネットを使うことでひと目で解るようになっている

2009年から2012年までの数字の動きが解る年計表。スコアボードの月の表示と連携させ、スペースを有効活用している

個人の目標と現在の実績が、ひと目で解るようになっているプロセスボード。見込み案件や、週で実行しなければならないことなども記入されている

 

質よりまず実行できることからやり続ける

環境整備を徐々に定着させていかれたそうで、他のサポート企業よりスピードは遅いという。社長が突っ走るだけでは、振返ったときに、誰もついてきていないということばかりだったそうだ。「ある社長さんには、まずやることが大切だから、レベルは低くていい、多くを求めるなと言われていました。『まず解らずにやる。考えるな』とか『ゼロから1にすることは大変だ』『ゼロから1にするのは真似、1から2にするのが改善だ』といろいろ教わりながら推進してきましたね。それから、幹部の考えを聞くということにも取組みました。前は部下から相談されたら、一生懸命にああしろ、こうしろと指示していましたけど、今は『あなたはどうしたいの?』と問い返しています。みんな考えを持っていて、私に聞いて欲しいだけなんです。幹部を引っ張るのは社長次第。強く怒ったって変わらない人もいるので、幹部が悪いというより、接し方を知らない社長の方が悪いんです。」
仕事に人をつけるために、3年に1回は強制的に担当エリアを換える仕組にし、幹部社員をエリアから外し、新入社員が担当できるようにしているそう。「うちの会社がライバルと差別化できるのは、人しかないので、そこにポイントをおいています。社員教育は思ったよりも手間ひまがかかるというのが、率直な意見です。ハイリスクローリターンな事業ですけど、少しずつ少しずつ変わっていることを信じて続けていきます。」


環境整備点検チェックシート。平均点は110点前後で、95点以下を3回取ったら店長が更迭となる

キャンペーン期間中は紅白の幕で店内の雰囲気を盛り上げる

 

現場の声

環境整備の経験をお客様への貢献に

私は中途採用で製造業の現場や食品、外食産業の営業など転職を経験しています。アドレスへ入社しておどろいたのは、環境整備に関する異常な徹底ぶりです。素手のトイレ掃除などもおどろきましたが、要らない物を徹底して捨てるところはすごいなと思います。2年環境整備を実践してやっと最近、いっぱいいっぱいになっているより、身軽にしておいた方が動きやすくていいんだと解るようになってきました。この経験を早くお客様へ貢献できるよう活かしたいです。

環境整備でお客様との面談

環境整備を通して自分が変わったなと思うのは、ものを全然持たなくなったことです。新入社員のころは、毎日メールボックスのことで上司に怒られていました、ものが有りすぎだと。今は2個のメールボックスのうち1個は常に空の状態です。そうしないとメールボックスの次はカバンがパンパンになって次に頭がパンパンになるので強制的に捨てます。環境整備の気づきを通じて、お客様との面談時にやることをきちんと決め、1回にやる密度を濃くすることを実践しています。