型コロナウイルスの流行をきっかけに外出自粛の動きが出始めたことで、在宅勤務を実施する企業の数は急激に増えました。しかし、在宅勤務の実施が急だったために、十分に社員間のコミュニケーションが取れない、社員のモチベーションが下がりつつあるなどの問題を抱えているけれど解決策が見つからない企業も多いのではないでしょうか。ここでは在宅勤務におけるモチベーション維持のコツについて解説します。

 

 

 

1.在宅勤務でモチベーションが下がる原因は?

まず在宅勤務でモチベーションが下がってしまう原因はどんなことが考えられるのでしょうか。その原因を理解したうえで、解決策を考えましょう。

仕事とプライベートのオンオフが切り替えにくい
在宅勤務は通勤時間が0になってメリットが大きいように思えますが、「オフィスの方が集中できる」という声も多いです。

自宅で仕事をするとなると、テレビやゲーム、本など様々な誘惑の中で仕事をしなければいけません。それに家族がいる社員だと、家族の話し声や家事をする音も気になってしまうでしょう。

それに対してオフィスなら大きな声で話す人が基本的におらず、静かな環境で仕事に集中できます。

オフィスに出社することで気持ちを仕事モードに切り替えている人も多く、自宅では切り替えが上手くできずだらだら仕事に取り組んでしまう人は多いです。

プライベートでストレスが溜まって仕事にも影響が出ている
コロナ禍が長引いていることにより、なかなか人に会えない状況が続いています。

この状況は、休日に人と遊んだりご飯を食べに行ったりするようなアクティブな人ほどストレスを感じるでしょう。

やはり気分が落ち込んでいると仕事にも影響が出やすいです。

仕事上のコミュニケーションが上手くいかない
オフィスで仕事をしていたときは、わからないことがあればその場で聞くことができました。

しかし、在宅勤務の場合、メールやチャットで聞いて、答えを待つことになります。

そのため、疑問が解決するまでに時間がかかってしまいますし、社員によっては文章で細かいニュアンスを上手く伝えられないことにストレスを感じている人もいます。

それに、顔を合わせて仕事をしないと、どこか他人感が出てしまい、一緒に仕事をしていても、「同じ組織に所属している人」という認識が薄れ、仕事に対する熱量も共有しにくいです。

これもモチベーションの低下に繋がりやすい要素であり、対策が必要と言えます。

 

2.在宅勤務でのモチベーション向上にできることは?

これまで在宅勤務による仕事へのモチベーション低下の原因を解説しましたが、この原因を解決するにはどんなことができるのでしょうか。モチベーション低下を防ぐためにやっておきたい取り組みについて紹介します。

業務を細分化して1日のノルマを決める
業務に関しては、期限を決めて、それまでに片付けられれば良いという考えの人が多いでしょう。

しかし、在宅勤務だと先ほど解説したようにオンオフの切り替えが難しく、だらだら働いてしまう人が多いです。

そこで業務を細分化し、「今日はここまで終わらせる」と決めてチーム内で報告するルールを決めれば、1日の仕事のゴール地点が把握でき、オンオフを切り替えて業務に集中しやすくなります。

定期的に1対1でテレビ通話を行う
コロナ禍が続いてストレスが溜まりやすい状況なので、それを早く汲み取ることが大切です。

そのため、数日おきに1対1でWeb通話を実施するようにし、落ち込んでいるなど様子の変化に気づき、気軽に相談ができるようにしましょう。

ただし、急な連絡だと相手の集中力を途切れさせてしまうことがあるので、必ず事前にWeb通話を行う時間を指定してください。

それ以外にも、部署内でWeb飲みを開催したり、普段からちょっとした雑談をチャットでしたり、社員が孤独を感じない環境づくりも行いましょう。

ただし、チャットに関しては、仕事の重要な話を見落とさないためにも仕事用と雑談用で分けてください。

チャットやメールで解決できないことは気軽にWeb通話で聞けるようにする
チャットやメールを使った文章でのやり取りではどうしても解決できないこともあります。

しかし、部下からすると上司の話を理解できないことが失礼と感じ、疑問を解決できないまま仕事を進めることになってしまうでしょう。これはさらなるトラブルを生む可能性があります。

手間はかかっても疑問はしっかり解決しなければいけません。

Web通話は対面と比べて身振りや声調がわかりにくい部分はあるにしても、メールやチャットよりはわかりやすいです。

よってチャットやメールで理解できなかったことがあれば、気軽にWeb通話をかけて良いということを通達しましょう。

このように外的要因によって働き方改革を推し進めなくてはならない状況の中、モチベーション維持の方法やコミュニケーションを取り合うことで、労働生産性の向上と従業員満足度の向上を実現していくことが大切です。

 

3.在宅勤務のモチベーション低下はコミュニケーションを工夫することで解決!

コロナ禍での在宅勤務は、仕事に集中できる環境を作りにくいことだけでなく、プライベートでのストレスもモチベーション低下につながっています。

そこで社員のモチベーションを高く維持するカギは、部署・チーム間でのコミュニケーションでしょう。

その日にやることを共有する、孤独を感じないようにちょっとした雑談をするなどコミュニケーションをしっかり取り、コロナ禍での在宅勤務を乗り切りましょう。